カガヤキビアンカ（2007年生、母ビアンカネーヴェ）

カガヤキビアンカ（2007年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時22歳）と交配したビアンカネーヴェが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）ヤマイチ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマイチ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月20日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

12月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

3歳（2010年）

1月24日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

5月3日、中6週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアルイチバンをクビ差捉え切れず2着となった。

6月15日、中5週で迎えた7戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

10月27日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く最後はタカラベビーと並んで5着同着となった。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月5日、中2週で迎えた16戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携宇治島シリーズ八戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、福山・高知連携龍馬シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、福山・高知連携龍馬シリーズ五戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、一般C13（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月27日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた20戦目は、一般C15ニ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。