マイネルスパルナ（2003年生、母サマニウイング）

マイネルスパルナ（2003年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋インド神話の聖鳥ガルーダの別名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したサマニウイングが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林時春から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって2,310万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額4,200万円（21万×200口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月3日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1700m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

8月20日、中6週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

3歳（2006年）

4月8日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエリモストッパー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月4日、中8週で迎えた11戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C1五アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

4歳（2007年）

5月3日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。