クレイジーブルース（2005年生、母カディザデー）

クレイジーブルース（2005年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「変わり者＋ブルース」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したカディザデーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のヤングジョッキーズステージファイナル。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

10月4日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた5戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージファイナル（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のランドジーニアスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2009年）

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったグローバルアイに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したケンサフランを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンデーギャロップを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

5月24日、中9週で馬体重を前走から30kg減らして迎えた10戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。