セイユウダンディ（1990年生、母ミスヤナエース）

Seiyu Dandy

1990.03.28

セイユウダンディ（1990年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタカラトウザイ（当時13歳）と交配したミスヤナエースが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は広瀬 昭一。戦績は、中央平地15戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

6月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

10月17日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったジョウテンダイヤを3/4馬身捉え切れず2着となった。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

3歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、逃げるドンタクにハナ差届かず2着に惜敗した。

1月31日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は成島正規騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で成島正規騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。