ユウカンボーイ（1999年生、母スーパーサンデー）

ユウカンボーイ（1999年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時20歳）と交配したスーパーサンデーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、地方34戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の競馬専門紙ケイシン賞(一般B13)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、賀張中川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤正信厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

8月4日、デビュー戦は菅原雅文騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中0週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた7戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 雪/重）に出走。鞍上は伊藤康浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2002年）

3月9日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月24日、中1週で迎えた12戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた13戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒャクジューノオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカノヤイナリホシを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月14日、中4週で迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた18戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長嶋和彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた23戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のコウユウギャロップに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月11日、中2週で迎えた24戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上松瀬竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上松瀬竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上松瀬竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた27戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で上松瀬竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシークレットボーイから1馬身半差の2着となった。

12月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で上松瀬竜一騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

1月4日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、競馬専門紙ケイシン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上松瀬竜一騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴットエボルブに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

1月17日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた30戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で上松瀬竜一騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた31戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で上松瀬竜一騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた32戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。