ジャスティンダイス（2021年生、母マルモリバニー）

Justin Dice

2021.04.10

ジャスティンダイス（2021年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+サイコロ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時8歳）と交配したマルモリバニーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大柳ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大柳ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、三木正浩によって6,820万円で落札された。

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月28日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、パシフィックルートにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月23日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったステラクラウンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスピードリッチに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。