トウカイレイナ（2021年生、母トウカイシュテルン）

トウカイレイナ（2021年2月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女王(西)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時12歳）と交配したトウカイシュテルンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は二風谷ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の3歳C1。

経歴

デビュー前

長谷川浩大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2024年）

2月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、マグネターに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイシチセイに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。