アドラマリク（2022年生、母アドリア）
Adarmalik
2022.03.06
アドラマリク（2022年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アッシリア神話の太陽神の一人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時17歳）と交配したアドリアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は船越牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳C2二。
経歴
デビュー前
1歳のとき、船越牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。
稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2024年）
10月27日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。
3歳（2025年）
1月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。
3月29日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
4月12日、中1週で迎えた4戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。
4月20日、連闘で迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず最後はウィノウザウェイと並んで12着同着となった。
5月19日、中3週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビップモアナに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月1日、中1週で迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスプリットに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
6月10日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サンリットアワーズに半馬身交わされて2着となった。
6月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノハミングに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
7月20日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
8月5日、中1週で迎えた11戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。
11月4日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。