クリサンセマム（1985年生、母ホクトリンドウ）

クリサンセマム（1985年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトツプホース（当時17歳）と交配したホクトリンドウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は神谷照文。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

内田繁三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

6月27日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた2戦目は、須崎昇騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月12日、中6週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、フミノタッチに交わされて2馬身差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイーペリオンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月19日、中3週で迎えた9戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中2週で迎えた10戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に54kgの斤量を背負って出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた12戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（小倉芝1200m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた13戦目は、四位満教騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（小倉芝2000m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で四位満教騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた15戦目は、岡山重男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山重男騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山重男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡山重男騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡山重男騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡山重男騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡山重男騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中6週で迎えた23戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた24戦目は、北野多美男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた25戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡山重男騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1989年）

1月5日、中1週で迎えた28戦目は、桑田晃騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡山重男騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡山重男騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡山重男騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡山重男騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡山重男騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。