エンジェルスイート（1999年生、母マーチンミユキ）

Angel Sweet

1999.03.14

エンジェルスイート（1999年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時7歳）と交配したマーチンミユキが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田 正嗣。戦績は、中央平地10戦0勝2着5回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額2,600万円（6.5万×400口）で一口馬主が募集された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

6月2日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。17頭立ての3番人気に推されて18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったイットウリョウダンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったグランジョワに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタイキフェイムに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、シシャモムスメにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

9月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったタマナミに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鈴来直人騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5歳（2004年）

9月15日、約19か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた11戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、北海道花き生産連合会特別（旭川ダート2100m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、レグルス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた14戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。