ハクサンタイフウ（1988年生、母サンチヤリヒメ）

ハクサンタイフウ（1988年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のボールドマン（当時8歳）と交配したサンチヤリヒメが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）平清水牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、地方13戦0勝。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

8月18日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のイイデウラーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3歳（1991年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた12戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの斤量を背負って出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったカツラギジャンボに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別（小倉芝1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず最後はホクショウタローと並んで5着同着となった。

3月17日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で牧田和弥騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月1日、中8週で迎えた18戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた19戦目は、すいれん特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた21戦目は、アラ系一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で甲田守騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で甲田守騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた23戦目は、鳳仙花特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で甲田守騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で甲田守騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、3歳戦のKUTV杯（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で甲田守騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般C4-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で甲田守騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた27戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1992年）

1月2日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C4-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた29戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた30戦目は、ミモザ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は甲田守騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。