デザートローズ（1987年生、母ベネチアン）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

7月15日、デビュー戦は石神富士雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に終わった。

9月9日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神富士雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神富士雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神富士雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神富士雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメジロシークレットに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳400万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石神富士雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳400万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石神富士雄騎手（6戦1勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

3歳（1990年）

1月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石神富士雄騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

1月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石神富士雄騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（1991年）

1月13日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は10戦連続で石神富士雄騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石神富士雄騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で石神富士雄騎手（11戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

3月31日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で石神富士雄騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石神富士雄騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で石神富士雄騎手（14戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

6月1日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で石神富士雄騎手（15戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で石神富士雄騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオザワポリスに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月28日、中4週で迎えた18戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のレイトブルミングに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月22日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた22戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は坂井千明騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

11月24日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

5歳（1992年）

1月6日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

2月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の中津川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’92オープニングカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は坂井千明騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた31戦目は、伊藤栄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の高尾特別（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。