ドリームプレイ（2005年生、母シネマライフ）

ドリームプレイ（2005年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夢芝居」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時15歳）と交配したシネマライフが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地16戦2勝、地方25戦4勝2着3回。2011年の福山牝馬特別(地方重賞)で3着に入った他、2011年のウインター争覇(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

1月27日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月30日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、5着に終わった。

9月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の第11弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のように急駛したが、エイシンジャガーに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月24日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメルヴィーユを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の橋爪淳也生誕45周年一生健康（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアピールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4歳（2009年）

1月17日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクレアシオンを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

4月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

6月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のケージーハッピーに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

7月12日、中2週で迎えた14戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の彦星賞（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

8月9日、中3週で迎えた15戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の瀬波温泉特別（新潟ダート1800m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

5歳（2010年）

2月6日、約5か月半の休養明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の鎌ケ谷特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた20戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、ふじの花特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンエヴァンに4馬身の差をつけて優勝

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月1日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、夏椿特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したシーグランジャーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月22日、中2週で迎えた23戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

9月30日、中9週で迎えた24戦目は、きんもくせい特別（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたサンキストゴールド決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた25戦目は、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシュウボンバーを半馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

10月29日、中1週で迎えた26戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

11月26日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6歳（2011年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月3日、中1週で迎えた31戦目は、節分特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた32戦目は、地方重賞の福山牝馬特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた34戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた35戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた36戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた37戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた38戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、彦星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた39戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた40戦目は、ファビィレイン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた41戦目は、九美上特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。