サクラグランド（2000年生、母サクラアガシ）

サクラグランド（2000年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雄大なスケールの馬に育って欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したサクラアガシが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2005年のスポーツドリンクプラス特別(一般D2-1)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月12日、デビュー戦は鈴木慶太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は534kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、3着に入った。

4月27日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴木慶太騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鈴木慶太騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5歳（2005年）

5月24日、約23か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、当別特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、スポーツドリンクプラス特別（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジャンクメイルに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。