マイネルマーキー（1988年生、母ジヤネツトリン）

マイネルマーキー（1988年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のスズカコバン（当時8歳）と交配したジヤネツトリンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

8月11日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

11月3日、中6週で迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったボーブランメルにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3歳（1991年）

5月12日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のワイエムキングをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

6月9日、中3週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のくちなし賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。