サーストンロッチ（1993年生、母ウィニングチャンス）

サーストンロッチ（1993年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーパスノーセール（当時11歳）と交配したウィニングチャンスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

7月22日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（福島芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は388kg。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

9月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のセザングレースを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でA.ムンロ騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

3歳（1996年）

3月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山桜賞（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた8戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。