ワイズタイクーン（2002年生、母ピーチブルーム）
Wise Tycoon
2002.05.14
ワイズタイクーン（2002年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「賢明な幕府将軍（慶喜）」。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時19歳）と交配したピーチブルームが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害40戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の障害3歳以上未勝利。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 49戦1勝 [1-1-3-44/49]
- 総賞金国内
- 2,120万円
- 生年月日
- 2002年5月14日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 和田正道美浦
- 馬主
- 井口莞爾
- 生産者
- （有）登別上水牧場
- 抹消情報
- 中央：2010年4月8日抹消
地方：2005年9月28日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 6*6*6*7×6*7 | 7.81% |
| き | Bull Dog＝Noor Jahan | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Northern Dancer | 3×4 | 18.75% |
| 牡 | Nearco | 5*5*6×6*7 | 10.15% |
| 牡 | Hyperion | 6*7*7×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Mahmoud | 6×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Gainsborough | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Reigh Count | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Discovery | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Lady Angela | 5×5*6 | 7.81% |
| 牝 | Nogara | 6*6*6*7×7 | 6.25% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ノーザンダンサー系
- ファミリーナンバー
- 4-r
レース成績
経歴
デビュー前
和田正道厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2004年）
9月5日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。17頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
12月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
3歳（2005年）
1月13日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
3月19日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
4月23日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。
5月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
7月16日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。
8月20日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。
9月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月20日、中7週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4歳（2006年）
1月23日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
2月11日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（10戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
5月6日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
8月5日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
9月16日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月3日、中8週で迎えた20戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
5歳（2007年）
1月7日、中4週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（13戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月17日、中5週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（14戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月18日、中3週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（15戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモグラッチェから1馬身1/4差の2着となった。
6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（16戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月14日、中5週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（17戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月25日、中5週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（18戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月8日、中5週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は7戦連続で穂苅寿彦騎手（19戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月2日、中7週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で穂苅寿彦騎手（20戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（2008年）
2月11日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で穂苅寿彦騎手（21戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月13日、中8週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月9日、中5週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた32戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月4日、中7週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（22戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた34戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のシャドウパルマンに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
11月29日、中4週で迎えた35戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。12着に終わった。
12月28日、中3週で迎えた36戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（2009年）
1月17日、中2週で迎えた37戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月8日、中3週で迎えた39戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月12日、中4週で迎えた40戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月3日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた41戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高野和馬騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月21日、中6週で迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月11日、中2週で迎えた43戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は高野和馬騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月2日、中2週で迎えた44戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。
8月22日、中2週で迎えた45戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宗像徹騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた46戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月27日、中2週で迎えた47戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は高野和馬騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。
10月10日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた48戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
8歳（2010年）
3月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた49戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。