キュリオスレディー（1994年生、母ダイナサルーン）

キュリオスレディー（1994年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時11歳）と交配したダイナサルーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦3勝。主な勝ち鞍は1997年の魚野川特別(900万下牝)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

6月22日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペルソナージュに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のべにばな賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナスノフローラに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月10日、中4週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の魚野川特別（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメジロシェダールに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。