サカノハーバー（2003年生、母メジロライリー）

Sakano Harbor

2003.02.22

サカノハーバー（2003年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時9歳）と交配したメジロライリーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳B2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、静内酒井牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、静内酒井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐藤敏彦厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2005年）

6月4日、デビュー戦は菅原順騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフロンティアボーイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイントレッジーナにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた11戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミズサワジョンコを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月25日、連闘で迎えた12戦目は、2歳B3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

3歳（2006年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカネサイアイリスを半馬身振り切って優勝