ニシノペヨン（2008年生、母カーサエスペランサ）

Nishino Peyon

2008.02.07

ニシノペヨン（2008年2月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋友人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時9歳）と交配したカーサエスペランサが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

10月23日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2011年）

1月23日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた8戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

7月14日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松崎正泰騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松崎正泰騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松崎正泰騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松崎正泰騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた14戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。