ダイゼンマッハ（1985年生、母カワサキクイン）

ダイゼンマッハ（1985年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のエビタカラ（当時9歳）と交配したカワサキクインが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は川端英幸。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

10月17日、デビュー戦は須崎昇騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須崎昇騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須崎昇騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3歳（1988年）

3月28日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブリーザピコに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月25日、中3週で迎えた6戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンシンエースから1馬身差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカハマナスに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンハヤブサに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月18日、中6週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジハタセンプーに2馬身半の差をつけて優勝

8月7日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のクマモトヒビキに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月22日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオーケーサフアイヤに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月20日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンタカシに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月17日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（8戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイメージボーイからアタマ差の2着に甘んじた。

11月13日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で頼本盛行騎手（10戦7勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で頼本盛行騎手（11戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1989年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で頼本盛行騎手（12戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノアスカから1馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。