ファッションモデル（2004年生、母ミスルピナス）

ファッションモデル（2004年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ファッションモデル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したミスルピナスが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達洋生。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦3勝。2006年のアグネスデジタル賞に勝利した他、2006年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月15日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、リードを2馬身以上キープして、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るバンビーナラムを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中4週で迎えた2戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのゼンノロブロイ賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小野望騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイティカリズマに2馬身の差をつけて制した。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのマリエンバード賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野望騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2007年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳オープンの日本軽種馬登録協会特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野望騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた15戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、ベータ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のニットウナデシコに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月25日、中2週で迎えた19戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、日高町建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた21戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4歳（2008年）

4月29日、約6か月の休養明けで迎えた22戦目は、日高建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた23戦目は、シックスセンス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた24戦目は、タイムパラドックス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた25戦目は、アドマイヤマックス賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月26日、中1週で迎えた26戦目は、スウェプトオーヴァーボード賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。