アイヴィーリーグ（2008年生、母キャラット）

Ivy League

2008.03.19

アイヴィーリーグ（2008年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハーバード大など東部の名門八大学の総称」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時8歳）と交配したキャラットが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地7戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、社台コーポレーションによって367.5万円で落札された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月21日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1800m 外回り 小雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグローリアスローズに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダコールに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月8日、中3週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

5歳（2013年）

4月14日、約23か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月11日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

11月30日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトウカイバイタルに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。