スーパープリンセス（2012年生、母プリンセスメイク）

スーパープリンセス（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスーパーホーネット（当時9歳）と交配したプリンセスメイクが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月1日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

4月12日、中3週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月21日、中6週で迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

8月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中博康騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中博康騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグレイスフルアートをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2016年）

1月17日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中博康騎手（5戦1勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

3月21日、中8週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中博康騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

5月4日、中5週で迎えた12戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、桂浜盃（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、6着に入り込んだ。

10月16日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。