ビバジョー（2022年生、母フォンタネリーチェ）

Viva Jo

2022.02.11

ビバジョー（2022年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「歓喜する+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したフォンタネリーチェが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2025年の鵜沼宿特別。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月15日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

3歳（2025年）

1月13日、中3週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた3戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

4月16日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鵜沼宿特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のプルクワを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のワイドレッドをアタマ差振り切って制した。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3 13（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスマートフランキーに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。