ミッドアイガー（2012年生、母グディニア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、池田豊治によって525万円で落札された。2歳のとき、ヤマダステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、宮崎利男によって723.6万円で落札された。

渡辺和雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

11月28日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイシャに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2015年）

2月4日、中9週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャークフェアリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月27日、中2週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月31日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したマッハワンを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた9戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサーストンマイアミをアタマ差振り切って2勝目を手に入れた。

12月28日、中4週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トウショウブランドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4歳（2016年）

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、銀嶺特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカントリーウォークを3/4馬身振り切って制した。

6月27日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、さざなみ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

8月17日、中6週で迎えた13戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

10月11日、中7週で迎えた14戦目は、花いっぱいのまち葛飾賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ビーディフォースに3/4馬身交わされて2着となった。

11月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたリックラフィキ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2017年）

1月25日、中7週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4月21日、中8週で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月12日、中2週で迎えた20戦目は、GWフィナーレ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたクラウンハンター決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月8日、中3週で迎えた21戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。