ハヤトエリーゼ（1986年生、母アキノロマン）

Hayato Elysee

1986.03.25

ハヤトエリーゼ（1986年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンボールド（当時10歳）と交配したアキノロマンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）吉永ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

7月16日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハッピープレストに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたカシノテット決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3歳（1989年）

1月29日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下のたんぽぽ賞（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は増井裕騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。