エンジェルティップ（2001年生、母コロラドムーン）

エンジェルティップ（2001年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使の心付け」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したコロラドムーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月28日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2005年）

5月12日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のソレイユドールに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月17日、連闘で迎えた4戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた5戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた6戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた7戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のレッズボルテージに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月14日、連闘で迎えた8戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた9戦目は、池田ワイン城特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた10戦目は、星置特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島雅人騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた11戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で川島雅人騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた13戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

10月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、門別町商工会特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた18戦目は、門別特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた19戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハセノリュウオーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2006年）

1月4日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキオーディンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。