ファインウイナー（1993年生、母ディオーネ）

Fine Winner

1993.04.01

ファインウイナー（1993年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時13歳）と交配したディオーネが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

7月23日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のタケカアルテミスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1996年）

4月21日、約9か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月22日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

4歳（1997年）

1月27日、中4週で迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。