シビックシャルル（2021年生、母シビックハート）

シビックシャルル（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時8歳）と交配したシビックハートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は二風谷ファーム。主な勝ち鞍は2025年のぎゅーっと愛のつまった滋賀のミルク(C3一)。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月23日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 雨/重）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

10月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、稲富菜穂☆小堺翔太来場記念（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4歳（2025年）

3月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、土方颯太騎手を鞍上に迎えて、ぎゅーっと愛のつまった滋賀のミルク（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバックシュートに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、陸7ハロン（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土方颯太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピナクルポイントに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月24日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土方颯太騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクールジャーマンに6馬身の差をつけて優勝

8月14日、中2週で迎えた11戦目は、パカっと楽しむ夏の一日!パカやろう!7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土方颯太騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったペイシャツネに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で土方颯太騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のピロコギガマックスに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

10月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で土方颯太騎手（5戦4勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。