ヴィシソワーズ（2020年生、母センティーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、井上謙一によって352万円で落札された。

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

11月4日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は425kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハニートーストを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

3月30日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳戦の316.5万円以下（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るジンステージを強烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月31日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ステラBBQ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のティーズアペックスに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月6日、中4週で迎えた4戦目は、レッド・ライオン賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリレーションハートを半馬身振り切って負け知らずの4連勝を決めた。

11月13日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定戦のガーネットスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた6戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2024年）

5月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、SPAT4でお得に貯まる!ポイント10倍（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったクレメンティに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で迎えた8戦目は、ルピナススプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、マイレレイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、ジェミニダッシュ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のナツイチバンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月19日、中2週で迎えた10戦目は、夏の砦スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた11戦目は、ツキミソウダッシュ（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で篠谷葵騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したボルドーネセバルにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月23日、中2週で迎えた12戦目は、BAYFM Song of Japan（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で篠谷葵騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

10月29日、中4週で迎えた13戦目は、ストレプトカーパススプリント（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で篠谷葵騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクサンモンチュを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って6勝目を掴み取った。