ケイアイイモーテル（2018年生、母ナイルクイーン）

ケイアイイモーテル（2018年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ハーブの名前」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時17歳）と交配したナイルクイーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C15。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月14日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3歳（2021年）

2月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月10日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に敗れた。

12月6日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた8戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月8日、中5週で迎えた9戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

4月11日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリッターヴォルトを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、犬山城特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、大城君爆誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた16戦目は、夏のひかるでひかります記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトーセンエリザベスをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

7月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた25戦目は、生誕20周年まどぴ記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、こうちゃん一歳お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた27戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた28戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5歳（2023年）

1月4日、中1週で迎えた29戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、C2三4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた30戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月10日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた31戦目は、運命を司る女神降臨記念（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月23日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた32戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。