ニイヤマホマレ（1998年生、母トミノハクタカ）

ニイヤマホマレ（1998年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時23歳）と交配したトミノハクタカが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡弘。戦績は、地方23戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のくすのき賞(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富岡弘から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。

大島静夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

7月21日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカリバーバーリーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月9日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた6戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローゼンボールドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

5月27日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビソウボーイに半馬身交わされて2着となった。

8月5日、中2週で迎えた10戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパープルレインボーに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアオキジョージを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホシノトップスターに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホシノトップスターに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月2日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、門松特設（佐賀ダート1700m 小雪/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月11日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた20戦目は、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（6戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキタジマユウシャ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月7日、中1週で迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた23戦目は、ヤマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。