ゴーゴータカシ（2022年生、母ビップベリンダ）

ゴーゴータカシ（2022年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「行け行け+人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のモーリス（当時11歳）と交配したビップベリンダが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。2024年のコスモス賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、モリナガファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、井山登によって3,300万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のブルータスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月11日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアスクシュタインに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月28日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、K.ティータン騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月30日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

3歳（2025年）

1月26日、中7週で迎えた5戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた9戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず最後はユメシバイと並んで6着同着となった。

6月15日、中7週で迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八雲特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

9月6日、中6週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの古作特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月15日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの土湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。