ミッドウェイガール（2012年生、母ペスカトリーチェ）

ミッドウェイガール（2012年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時9歳）と交配したペスカトリーチェが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2014年のポインセチア賞( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒木貴宏から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

山田和久厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

8月27日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の藤田記念2-6（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のジェイケイバゴに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦の柊賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の寒椿賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のポインセチア賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパックオブライズを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

12月25日、中0週で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のノースポール賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3歳（2015年）

1月14日、中2週で迎えた10戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の金シャチエンジェルズ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の伝説のハヒフ班来場記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は池田敦騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月14日、中0週で迎えた16戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた17戦目は、3歳B（金沢ダート1500m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた18戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた19戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた20戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた21戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。