ウインマミリアス（2019年生、母サワヤカスズカ）

ウインマミリアス（2019年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+シェイクスピア『冬物語』に登場するリオンディーズの息子」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時6歳）と交配したサワヤカスズカが23歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森政巳。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森政巳から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって880万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額1,700万円（4.25万×400口）で一口馬主が募集された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月17日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

11月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた5戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のファンです★笠松（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3歳（2022年）

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のディラックを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月7日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマオノソプデトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マオノソプデトに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月27日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のミルク賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた14戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の飛騨川賞（笠松ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川特別（笠松ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスウォーキング賞（笠松ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の浜木綿賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のなかし笠松けいば来場記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は長江慶悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた21戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた23戦目は、秋宵賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月19日、中1週で迎えた24戦目は、ケフェウス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、大菊賞（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は及川烈騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた26戦目は、久美初来場記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。