スズシスターズ（2002年生、母ドンペリピンク）

スズシスターズ（2002年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋姉妹」。毛色は芦毛。種牡馬のキンググローリアス（当時16歳）と交配したドンペリピンクが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地8戦0勝、地方4戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の鵡川特別(一般D2-3)。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

12月4日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

3歳（2005年）

2月20日、中8週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

5月1日、中9週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

6月26日、中7週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月27日、中8週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカステルロックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4-1（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエガオサクからアタマ差の2着に甘んじた。

10月27日、中2週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のドゥバンセに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、鵡川特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタダイリンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2006年）

2月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

4月9日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。