ミッドストラーダ（2012年生、母ビクタートウショウ）

ミッドストラーダ（2012年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時13歳）と交配したビクタートウショウが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方10戦2勝2着1回。2015年の東京湾カップ(S3)で2着に入った他、2015年のクラウンカップ(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、門別善男によって210万円で落札された。2歳のとき、大栄牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、市原高一によって799.2万円で落札された。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2014年）

12月19日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカラシークレットに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

1月28日、中5週で迎えた2戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスウィートピカンテに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月1日、中8週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したドライヴシャフトに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月3日、中3週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月25日、中6週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、三浦すいか特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

10月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、しずおか爽秋特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2017年）

6月12日、約20か月の休養明けで迎えた8戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、最強、ずぶぬれよみうりランド賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

10月11日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、おいしい神奈川県産畜産物記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。