タマモキャッツアイ（2009年生、母ブルーアイ）

タマモキャッツアイ（2009年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時20歳）と交配したブルーアイが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月16日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のフリートアローに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月11日、中4週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

12月18日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3歳（2012年）

3月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月23日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。