リトルモア(2009年生、母ポーラーフライト)

Little More

2009.03.30

リトルモア(2009年3月30日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「もう少しで準備万端」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソングオブウインド(当時6歳)と交配したポーラーフライトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)須甲牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2011年)

10月2日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬中山芝1800m 曇/良)に出走。馬体重は446kg。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利東京芝1600m 曇/重)に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利東京芝1600m 曇/良)に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

3歳(2012年)

1月15日、中9週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利中山ダート1200m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4月22日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1300m 曇/重)に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳佐賀ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手(1戦0勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳佐賀ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手(2戦0勝)。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手(3戦0勝)。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1300m 曇/不良)に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、3歳佐賀ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手(1戦0勝)。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオテンバレディに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1300m 曇/稍重)に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオリオンザパワーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は石川慎将騎手(2戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。