タッカーベスト（2008年生、母ベストケーキ）

Tucker Best

2008.05.16

タッカーベスト（2008年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時10歳）と交配したベストケーキが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のキャリーアップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、競優牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、立川繁幸によって210万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2010年）

7月27日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレイクブルーをハナ差振り切って初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したホクセツサンデーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。