アラナミジョー（1999年生、母リバーラーク）

アラナミジョー（1999年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「荒波のように激しく強い＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時20歳）と交配したリバーラークが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）鍋掛牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鍋掛牧場から「両国市場サラブレッド2歳」に上場され、河内孝夫によって630万円で落札された。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

4月20日、デビュー戦は宗像徹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

7月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月18日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2003年）

2月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた7戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノパトリオットに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋文雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋文雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C4 16（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋文雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ C4ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4 17（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4 19（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミキノフェアレディに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月22日、中6週で迎えた16戦目は、武尊山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた17戦目は、一般C4 14（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2004年）

1月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、一般C4 12（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた19戦目は、一般C4 18（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤見千尋騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤見千尋騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた21戦目は、一般C4 13（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤見千尋騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4 12（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤見千尋騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤見千尋騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4 14（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノキングオーから3馬身差の2着となった。