レモングラス（2022年生、母スマイルフォーミー）

Lemon Grass

2022.05.06

レモングラス（2022年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーエール（当時19歳）と交配したスマイルフォーミーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日東牧場。主な勝ち鞍は2025年のエクレール賞。

経歴

デビュー前

林隆之厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2025年）

1月4日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳戦の川崎デビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ジャンボリクイーンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中7週で迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月9日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエクレール賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスレヒトゥヴアルクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のモルゲンロート賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったスレヒトゥヴアルクに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のヴェルトラオム賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、爆雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のミスフォルテに1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。