シンワミスターワン（1993年生、母ベストステイール）

シンワミスターワン（1993年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスル（当時13歳）と交配したベストステイールが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中哲。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、地方24戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月13日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/重）に出走。馬体重は396kg。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したブレイブテイオーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

10月21日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のセイザンパーワーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

5月3日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

9月22日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4歳（1997年）

8月31日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた16戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴルディアンノットから2馬身半差の2着となった。

10月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月22日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1998年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、初詣特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた23戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、加賀百万石賞（P）（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた25戦目は、竹地正樹騎手を鞍上に迎えて、かきつばた特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、しらゆり特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた27戦目は、あざみ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた30戦目は、ほうせんか特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた31戦目は、佐野典克騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は佐野典克騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐野典克騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた36戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐野典克騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた38戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は佐野典克騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（1999年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、一般B5（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐野典克騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。