テイエムリキオー（2011年生、母アインライツ）

テイエムリキオー（2011年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時21歳）と交配したアインライツが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春雄。戦績は、中央平地12戦0勝2着3回、中央障害6戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本春雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって651万円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

7月27日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、アポロムーンにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

8月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3歳（2014年）

1月25日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月16日、中6週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

4月13日、中3週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったルミナスウォリアーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた11戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったロンギングケイシーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

9月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月9日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月21日、中5週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2015年）

7月5日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高野和馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高野和馬騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

10月24日、中8週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高野和馬騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。