マハーバーラタ（2008年生、母マハーブ）

マハーバーラタ（2008年8月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「インド叙事詩」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時6歳）と交配したマハーブが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

5月28日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

7月23日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入った。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のシーズガレットに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。