タニノシャマード（1988年生、母セルグレー）

Tanino Chamade

1988.05.16

タニノシャマード（1988年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時11歳）と交配したセルグレーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）コバ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

4月27日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた3戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月21日、中7週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は細川英二騎手（2戦0勝）。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、6着に入り込んだ。

9月28日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトウザイナカノシマに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったヤマトミワオーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた12戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。