ディアリール（2008年生、母プレミアムショール）

ディアリール（2008年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋笑顔（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスフライト（当時11歳）と交配したプレミアムショールが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって157.5万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月19日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2011年）

4月23日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。16着に終わった。

5月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた10戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十四戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ八戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイットーショウから6馬身差の2着となった。

8月29日、連闘で迎えた13戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた15戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた17戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた19戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（福山ダート1130m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月13日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦の福山・荒尾フレンドリー騎手交流第23戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた23戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた24戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴシキノブルーから3/4馬身差の2着となった。

12月19日、連闘で迎えた25戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた26戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた27戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノアンブレに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。