ビックダンシング（2000年生、母キタサンジョイフル）

ビックダンシング（2000年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大きい＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングパートナ（当時6歳）と交配したキタサンジョイフルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高田利雄。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

竹下直人厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

9月19日、デビュー戦は丹羽克輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレディアプローズに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月4日、中8週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2003年）

2月15日、中7週で迎えた5戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着を確保した。

3月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた8戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したヒカリブラッシアにクビ差届かず2着となった。

4月27日、連闘で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

12月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

4歳（2004年）

1月28日、中3週で迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた14戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着を確保した。