フォルシード（2019年生、母アザレンカ）

フォルシード（2019年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ペルシャ語で『輝ける太陽』の意味を持つ人名より。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンラー（当時11歳）と交配したアザレンカが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2022年の日高さんご渓谷賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月21日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

3歳（2022年）

4月14日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた4戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、日高さんご渓谷賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松井伸也騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフィエルボワを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた12戦目は、ケイトウ特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で松井伸也騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた13戦目は、むかわ発!食欲の秋特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松井伸也騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、ジャノメギク特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松井伸也騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた15戦目は、ニセコ町とっておき米特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松井伸也騎手（11戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、ポイント10倍!SPAT4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。